こんにちは。まりりんです。
読者様は犬や猫はお好きですか？
可愛らしい仕草や愛くるしい姿にキュンキュンしちゃいますよね。
でも、そんな犬や猫も捨て犬や捨て猫になってしまったらどうなるでしょう・・・？
今回はそんな動物愛護をテーマにした映画をご紹介します！
引用：YouTube
今回、紹介する映画「犬部!」は獣医学部に実在したサークル「犬部」を元に描いた、青春“犬ラブ”ムービー!
映画の舞台となった時代は、獣医師になるためには、動物を安楽死させる＝外科実習が避けては通れない道だったんです。
そんな中、「1匹も殺したくない」「生きているものは全部助ける」と宣言する学生。
動物保護をテーマにしているのですが、熱い青春ドラマとしての楽しみもある「犬部!」
キャストには、今をときめくイケメン俳優たちが勢ぞろい！
7月22日公開のこの映画のあらすじやキャスト、みどころについていろいろ調べてみました。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。
目次
映画「犬部！」はどんな映画？みどころも！
この投稿をInstagramで見る
引用：Instagram
映画「犬部!」は実話を映画化した作品です。
引用：犬部!
サブタイトルにもありますが、北里大学獣医学部に実際にあったサークルの活動を元にしています。
映画「犬部!」の主役は青森県十和田市に住む22歳、獣医学部の大学生ですが、このサークルを立ち上げた実在の人物・太田快作さんをモデルにしています。
映画の脚本家である山田あかねさんに見どころをお聞きしました。
獣医科大学に実在した、動物保護サークル「犬部！」の映画化。
動物の命を救うために奮闘する若者たちの姿と、青春ドラマとして面白さのどちらもご覧いただけます。
林遣都さん、中川大志さん、浅香航大さん、大原櫻子さんという、若手演技派俳優たちの熱演、登場する犬猫たちの愛らしい姿、そして、メインのロケ地である、青森県十和田市の美しい風景も堪能できます。
映画「犬部！」のあらすじを紹介！
この投稿をInstagramで見る
引用：Instagram
映画「犬部!」は、三度の飯より動物が好きな獣医学生たち。
彼らが動物の命を守るために青春を駆け抜けた、熱い感動ドラマです。
映画のキャッチコピー「あふれるほどの愛でしか、世界は変わらない」は、動物の本当の幸せについて考えさせられる言葉ですね。
ここであらすじを紹介しますが、ネタバレを含んでいるので、まだ知りたくない方は注意してください！
花井颯太は青森県十和田市に住む22歳、獣医学部の大学生。
子どもの頃から大の犬好きである彼のアパートには保護動物がぎっしり。
周囲から変人扱いされている彼だが、「目の前の命を救いたい」という思いだけで保護活動を続けていた。
そんなある日、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、動物保護活動をサークルにすることを思いついた颯太。
「犬部」を設立した颯太は、彼と同じく犬好きの同級生・柴崎涼介らと動物まみれの青春を駆け抜ける。
そんな彼らは、それぞれの夢に向かうため、動物病院や動物愛護センターへと羽ばたいていった。
「犬部」から16年後。
獣医師となっても一途に保護活動を続けていた颯太が逮捕されたという報道をうけて・・・
一体、どうなっちゃうの！？
人と動物の関りについて改めて考えさせられるとともに、まっすぐな青年たちの思いに胸が熱くなる映画です！
映画「犬部！」のキャスティングは今をときめく俳優たち！
映画「犬部!」のキャスティングを、脚本を書いた山田あかねさんのコメントと一緒にご紹介します。
花井颯太：林遣都
この投稿をInstagramで見る
引用：Instagram
超が付くほどの動物好きで、「殺処分ゼロを目指す！」という目的のため、どんな状況でも諦めずに奮闘する熱血主人公
山田あかねさんからのコメントです。
林遣都さんは、モデルになった獣医師の太田快作さんが憑依したかのように、太田さんの持つエッセンスがにじみ出て、本気で動物愛護をしているように見えました。猪突猛進なところとか、どこかユーモラスなところとかも、とても良かったです。ずっと見ていたくなりました。
柴崎涼介：中川大志
この投稿をInstagramで見る
引用：Instagram
颯太の相棒で心優しい同級生。「殺処分を止めるために動物愛護センターの所長になる」という思いから動物愛護センター職員の道を選ぶ。
- 地獄先生ぬ～べ～(2014年)
- 金田一少年の事件簿N（第1話）（2014年）
- なつぞら(2019年)
- 映画『虹色デイズ』(2018年)
- 映画『砕け散るところを見せてあげる』(2021年)
- 「ボクの殺意が恋をした」（2021年）
難しい役にもかかわらず、「柴崎涼介」を生きている感じがして、感銘をうけました。特に動物愛護センターでの重要なシーンは非常に心に迫るものがありました。（山田あかねさん）
中川さんは2021年7月期ドラマ「ボクの殺意が恋をした」でも主演として活躍されています。
門脇光子：田中麗奈
この投稿をInstagramで見る
引用：Instagram
動物愛護センターでの柴崎の同僚。
田中麗奈さんが、中川大志さんの上司役を演じているんですが、なんとも言えない存在感というか、懸命に頑張る中川さんを思いやる姿に胸を打たれました。短い出演シーンなのに、心に残るというのはすごい女優さんなんだなとあらためて思いました。（山田あかねさん）
彼ら以外にも、研究者への道を選んだ佐備川よしみ役に大原櫻子さん、父親の動物病院の獣医師として働く秋田智彦役に浅香航大さん。
若手注目俳優が、動物保護に人生をかける若者を熱演しています！
また、動物がテーマになっている作品だけに、動物の名演もキーになっていることは間違いありません。
この役者として出演している動物の中には実際の保護犬出身もいるとか。
彼らの活躍もぜひご覧くださいね。
映画「犬部！」のモデル「太田快作」さんってどんな人？
引用：犬部!
映画「犬部!」のモデルは、北里大学獣医学部に在籍していた太田快作さんです。
東京都出身。北里大学獣医畜産学部獣医学科に入学後、殺処分される動物たちをゼロにするための保護活動を行う「犬部」を立ち上げる。2006年に北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業。東京都、神奈川県、埼玉県の動物病院勤務を経て、2011年より東京都杉並区に愛犬の名を冠した「ハナ動物病院」を開業。「飼い主さんの心にしっかりと寄り添えるような医療」を目指し、業務の傍ら、野良猫の避妊去勢手術や、多頭飼育崩壊の現場に赴き、治療を行っている。
引用：犬部！
その生き様が山田あかねさんが監督をした作品で紹介されて大きな話題になりました。
その作品は、2020年にフジテレビで放送された「ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年 人生を変えた犬」
この太田さんについて、山田あかねさんはこのように語っています。
単なる動物好き、というより、命への敬意のあるひとです。
そして、問題があったときに、その個人に原因を求めるのではなく、
社会を変えること、自分たちでできることを模索するという、とても真摯なひとです。
６月２９日に太田快作さんの人生をたどった評伝「犬は愛情を食べて生きている」（光文社）が発売になります。「一匹も殺したくない」と考え、彼がそれを実行しようと奮闘した記録です。
読んでいただけると、よくわかるかと思います。
奇跡の獣医師とも呼ばれる太田さんの生きざまがわかる一冊になっています。
ぜひ映画と併せて読んでください！
映画「犬部！」はノベライズ本も！
引用：犬部!
映画には上映時間の制限があります。
その中でどこまで脚本に織り込むかということで山田さんは大変悩まれたそうです。
脚本は２時間以内のおさめないといけないので、泣く泣く切ったシーンもあります。１０年ほど動物愛護を取材してきたので、脚本に織り込めたかったことがたくさんありました。
一方で、青春ドラマとしても描きたい部分…彼らの恋愛や仕事に対する思いなども描きたかった。
が、全部を織り込むことは時間的に難しかったです。 それをノベライズ（＝小説版と呼んでいます）に書くことができたので、切ったシーンが浮かばれたというか、生かすことができてよかったです。
映画という時間制限のある者の中で、10年近くの時間をかけて取材してきた動物愛護と若き獣医師の卵たちの青春ドラマ。
ノベライズを読めばそのすべてがわかります！
読んでから見る？見てから読む？どっちもおすすめです！
映画「犬部!」あらすじ・キャスト・みどころ徹底解説!耳より情報も!まとめ
- 映画「犬部!」は獣医科大学に実在した、動物保護サークル「犬部！」の映画化
- 獣医師の太田快作さんが主人公のモデル
- 「犬部!」は動物愛護だけではなく青春ドラマとしても楽しむことができる
- 映画で描ききれなかったことを書いているノベライズもおすすめ
映画「犬部!」は動物保護という重いテーマを扱っている作品です。
でも、それだけではなく学生たちのまっすぐな青春ドラマでもあります。
動物虐待のニュースはなくなることがありません。
この映画を見て読者様も改めて、動物と一緒に暮らしていくということの意味を考えていただければと思います。
映画監督・小説家・テレビ演出家・脚本家
- 映画『犬に名前をつける日』(2015年）
- ザ・ノンフィクション犬と猫の向こう側(2018年)
- ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年〜人生を変えた犬〜（2020年）
- 評伝「犬は愛情を食べて生きている」(2021年・光文社)
最後までお読みいただきありがとうございました！
